世界各国で行われている日本文化イベントの中でも、最大級の規模を誇るJapan Expo Paris (ジャパンエキスポ・パリ)。さらにその存在感を高めようと、世界中の人が集まる2025年大阪・関西万博に、「Japan Expo Paris in Osaka」を2日間限定で展開しました。
会期中に行われた主催者による講演会では、弊法人代表・生島儀尊が、日本からの重要な参加者として登壇。14年にわたる参加を通して感じた「ジャパンエキスポの魅力」をお話ししました。
25万人が熱狂する、日本文化の祭典
講演会に登場したのは、Japan Expo共同創設者のトマ・シルデ氏とジャン=フランソワ・デュフール氏。冒頭では、ジャパンエキスポの24年にわたる歴史や、登壇ゲスト、来場者数などを映像とともに紹介し、続いて、弊法人が2009年より展開してきたパビリオン「WABI SABI」についてもご紹介いただきました。
その後、弊法人代表・生島も登壇。「日本の参加者側から見たジャパンエキスポ」を、お二人とのセッション形式で紐解いていきました。

ビジネス志向の文化イベント
——最初のジャパンエキスポの印象は?
(生島、以下同)20万人以上の熱狂的なファンが日本文化に情熱を向けている模様に、驚いたと同時に、大きな可能性を感じました。
—— ジャパンエキスポと、その他の日本文化イベントの違いは何だと思いますか?
現在、何百、もしかしたら千以上にものぼる数の日本文化イベントが世界中で行われています。その中でも、ジャパンエキスポが最も洗練されていると感じます。特筆すべきなのは、そのコンテンツのクオリティと、運営状況です。
文化祭のようなノリで運営されているイベントが多い中で、このエキスポは、ビジネス志向をもって運営されています。日本からのビジネス目的の出展が最も多いのも、イベントとして安定的に成長しているのも、その成果ではないでしょうか。

海外展開に向けた、最高の環境
——ジャパンプロモーションが展開する日本伝統文化パビリオン「WABI SABI」に参加する職人やアーティストにとって、ジャパンエキスポはどんなところですか?
海外展開を目指すなら、自らの商品をテストマーケティングする上で、世界で最も恵まれた環境だと言えます。なんといっても、ジャパンエキスポに来場する25万人は、熱心な日本ファンです!こんなに質・量的に優れた見込み客がいる機会は、そうそうないのではないのでしょうか。
また、初めての海外出展でも安心して参加できるサポート体制が整っています。参加決定から現地でのブース運営まで、日本人のスタッフがサポートいたします。
日本だけでなく、世界の市場を狙いたいと思ったら、まず参加を検討してみる価値はあると思います。
