弊法人が2025年より発足したアーティスト支援制度「Japan PromotionFront Artist : JPFA」。本年度のアーティストである三森麻理亜さんの作品は、先日ドバイで開催されたWorld Art Dubai(ワールド・アート・ドバイ)でも、弊法人エリアの正面を飾りました。
「多様性の共存」が静謐な画面に表現された作品は、1万点以上のアートワークが展示された会場でも存在感を放ちました。
国際アートフェアで作品展示
中東最大級のコンテンポラリー・アートフェア、World Art Dubaiは、65か国以上から400を超えるギャラリーやアーティストが参加する、国際な展示会です。「More than just an art fair(ただのアートフェア以上のもの)」を掲げ、アート展示だけでなくパフォーマンスやワークショップなども開催される「アートの祭典」ともいえます。
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この舞台に、JPFAの今年度支援アーティスト、三森麻理亜(みつもり・まりあ)さんも作品を4点出展。幼少期から大学卒業まで海外で過ごしたバックグラウンドと、日本人としてのアイデンティティ―が織り込まれた日本画を披露しました。

ミニマルな美学の中の、穏やかなバランス
三森さんの作品が展示されたのは、会場のホール2つが交差するところに位置する、弊法人展示エリアの正面壁面。アーティスト名のロゴと合わせて、作家独自の世界観を発信しました。
それぞれ違う場所の景色をモチーフにした作品のシンプルな美しさに一目ぼれしたのは、ドバイ在住のご夫婦。「ミニマルな美学の中の、穏やかなバランスを感じる」と気に入られ、2点で70万円ほどを即決でご購入いただきました。
旅先で出会った光景に感動し、その美しさを表現したいと独学で日本画を習得した三森さん。「ミスをしながらでも自分なりの正解を見つけていく」という姿勢で、挑戦を続けています。実体験に基づく「多様性の共存」というテーマと、素材を主役に据えた表現を軸に、今後どのような世界が広がっていくのか、引き続き注目です。

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