4月18日(水)、アラブ首長国ドバイにて中東を代表するアートの祭典「World Art Dubai(ワールド・アート・ドバイ)」がスタートしました。
ジャパンプロモーションは、2016年・2017年に引き続いて同イベントに参画。場内最大規模となる日本のアート専門ブース「JAPAN ZONE」を運営し、バラエティに富んだ作品の数々を各国から訪れるアートファンに向けて紹介しています。
本記事では、現在開催真っ只中のドバイから届いたばかりの18日(水)の模様をご紹介!
VIPの来場や華やかなステージなど、開催初日から大いに沸いた現地の様子をご覧ください。
華やかに着飾った各国のアーティスト・ギャラリストが待ち構えるオープン直後の会場には数々のアート関係者や現地VIPの姿が。
会場となったドバイ・ワールド・トレード・センターの理事を務めるButi Al Saeed Al Ghandi氏も視察に訪れ、作品それぞれの背景や技法についての質問を交えながら、場内を埋め尽くす色とりどりのアートに目を輝かせました。
Buti氏らは、ジャパンプロモーションが運営する日本のアート専門ブース「JAPAN ZONE」も訪問。気になった作品をじっくりと鑑賞し、ブースで出迎えた出展アーティストたちにも言葉をかけるなど、バラエティに富んだ日本アートの魅力を堪能したようです。
写真中央の男性は「マンスール(Mansour)」の愛称で親しまれる日本人インスタグラマー。現地訛りのきいたアラビア語を巧みに操り、UAE・日本それぞれのカルチャーを紹介する文化人として、現在UAEを中心に5万人を超えるフォロワーを持つ話題の人物です。
この日もマンスール氏は、日本人アーティストによる洗練されたアート作品の数々をButi Al Saeed Al Ghandi氏に紹介すると同時に、その様子をInstagramに投稿し、各国のファンへと届けました。
>>ストーリーにて会場の様子を紹介中!マンスール氏のInstagramはこちら
さらに、シェイク・モハメッド文化理解センター(SMCCU)のRashid Al Tamimi氏が、自身のInstagramに会場で撮った写真や絶賛コメントを、たくさんアップしてくださっています!
それが、モハメッド皇太子の王子の目にも止まり、JAPAN ZONE情報がUAE全土に拡大中。2日目以降、ますます多数の来場者が見込まれます。
>> Rashid Al Tamimi氏のInstagramはこちらから
JAPAN ZONEには初日から多くの人々が訪れ、多様性に富んだ作品の数々に興味を示しました。
古き良き伝統を極めた作品から、新たな技術や素材を用いた革新的な作品まで、バラエティ豊かに取り揃えられた日本アートの数はおよそ300点にものぼります。
作品に関心を示した来場者から出展アーティストへ直接質問がぶつけられる場面も多く、濃密な文化交流が早速あちらこちらで生まれています。
初日は日本の舞妓文化にフォーカスした美しい写真作品、浮世絵美人を意匠とした木版画や、素材にこだわったファッションアイテムなどが購入者の手に渡りました。
また、海外のギャラリーからJAPAN ZONE出展アーティストへの商談も既に複数発生するなど、順調な滑り出しとなっています。
同日夜には、伝統と革新に独自の感性を融合させた世界観で人気を集める書画家:麗清氏をはじめ個性豊かな書道アーティストたちによるパフォーマンス、そして参加型のワークショップも開催。
ダイナミックでありながらも凛とした精神性を感じさせる、日本ならではの美意識が宿った見事なパフォーマンスは、詰めかけた観客を瞬く間に虜にしました。
続くワークショップでは、絵の具を使ったカラフルな書道や、伝統的な水墨画、折り紙など、日本の芸術文化の楽しさを体験できる3つのゾーンを展開。
参加を希望する人がひっきりなしに訪れ、会場は大いに賑わいました。
日本アートならではの表現を心から楽しんだ参加者たち。体験後には講師を務めたアーティストたちに日本語で「ありがとう!」と御礼の言葉を伝える人も多く、会場にはたくさんの笑顔が花咲きました。
国際舞台で展開されるこの華やかなアートフェア、会期中の模様は下記SNSでも随時更新中!
>>ジャパンプロモーションInstagram
>>JAPAN TIDE Instagram
現地の大手新聞「アル・バヤン」に、ワールド・アート・ドバイ初日の様子が大々的に掲載されました。
そのなかでJAPAN ZONEは「場内最大のゾーン展開で、フェアの見どころとなっている」と評され、また出展アーティストの作品も骨太な論評とともに記事のトップに大きく紹介されるなど、熱い注目を集めています。
日本語訳(要約):
「東洋の魔法」
毎年恒例となっている、日本ブースを訪れました。JAPAN ZONEは「ワールド・アート・ドバイ」で最大面積を占めています。JAPAN ZONEを訪れることは、ワールド・アート・ドバイのブースを巡るツアーの中で格別です。
訪れる度に訪問者は、伝統と現代的なものを融合する、日本人の文化から、様々な芸術を学ぶことができます。今回、JAPAN ZONEの中で注目したのは、陶芸家の女性アーティストです。彼女の作品は、貴重なプラチナのような昔の絵画で使用されている色にインスピレーションを得た色と造形の美学において個性を放っています。
JAPAN ZONE 出展アーティスト(右から4番目)が、本年度ギャラリーアワードにノミネート!
会期は21日(土)まで。終了後にはさらなる成果を当サイトにてご報告予定です。ご期待ください!