UAEの環境芸術推進、発展に向けて
ジャパンプロモーションでは、3月15日(木)~31日(土)の期間、UAE(アラブ首長国連邦)アブダビのアーティスト、キュレーター、デザイナーらで構成された視察団を受け入れ、日本のパブリックアートを中心とした研修プログラムのコーディネート業務を担当しています。
2017年より、ドバイで日本文化発信事業「JAPAN TIDE」を行っていることもあって、このたび当事業に協力させていただくこととなりました。

Alder Public Art Initiative 2018(アルダーパブリックアートイニシエイティブ)
UAE人アーティスト視察団日本調査旅行
期 間:2018年3月15日(木)~31日(土)
訪問地:東京、富士河口湖(山梨)、広島、直島(香川)、金沢
協 賛:Aldar Properties PJSC
協 力:一般社団法人 ジャパンプロモーション / 株式会社 JTBコーポレートセールス
シェイク・ザイード生誕100周年記念事業「Alder Public Art Initiative 2018」


UAEでは、建国の父シェイク・ザイードの生誕100周年となる今年を“the Year of Zayed”とし、さまざまな記念事業が展開されています。
その一環として、UAEアブダビの不動産・都市開発・投資会社Aldar Properties PJSC社の主催のもと、アブダビをはじめとするUAEの首長国にパブリックアートを設置する事業が始まり、各分野専門家からなる視察団が、日本に派遣されることに。
「トーキョーアーツアンドスペース本郷(TOKAS Hongo)」「公益財団法人日本交通文化協会」など東京でのパブリックアート研修を皮切りに、広島、京都、金沢など各地の主要文化機関、美術館、工芸工房などへの取材、ワークショップ、フィールドワークが実施されます。





UAEのアートシーンを担う視察団

視察団メンバーは、アブダビの政府文化機関「アブダビカルチャーアンドツーリズムオーソリティー(TCA)」開発ディレクターのシェイハ・アルキタビイ氏を筆頭に、インテリアデザイナーのライサ・アルキタビイ氏、財務コンサルタントのマリアム・アルマアマリー氏、文化コンサルタントのハルード・アルアティヤート氏、グッゲンハイム美術館アブダビなど数々の有名展覧会を手掛けたキュレーターのムニーラ・アルサーイグ氏ら5名。
UAEでは、故シェイク・ザイードをはじめ親日家が多く、日本の技術、教育、文化などに対する関心も高く、政府は積極的に日本の優れた点を自国に取り入れようとしています。しかしながら、両国間の文化交流事業はまだまだ少ないのが現状です。
そうしたなかで、当事業は、両国の相互理解を深める貴重な交流事業としての役割も担っています。

東京研修後の視察団は、23日(金)より、広島平和祈念館、直島の地中美術館、京都の金箔工芸工房、金沢21世紀美術館などを訪問し、最終日に再度東京へ。アニメーションスタジオ見学、伝統文化体験にて締めくくられます。
それら日本での調査成果を元に、アブダビ帰国後、パブリックアート作品群の制作・監修にあたっていくという、非常に重要な視察プログラムとなっています。
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