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【海外展開事例集 vol.14】世界にファンをつくり新たな市場を開拓!日本の伝統工芸をネクストステージへ(EMU様)

2020.6.15
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「海外展開事例集」vol.14公開!

これまでジャパンプロモーション運営のイベントにご出展いただいた方々にインタビューを敢行し、皆様が実際に目の当たりにされた世界各国のリアクションや、その後のご活躍について貴重なお話を伺う「海外展開事例集」シリーズ。

シリーズ14回目となる本項では、黒板こけし作家のEMU様に、初の海外出展で目の当たりにした現地の反響や、初めての国、会場で来場者の心を掴む秘策について伺いました。

≪過去の記事はこちら≫
vol.1「ご当地キャラとSNSを組み合わせたPR戦略で観光誘客に成功!(須崎市元気創造課 有澤聡明様)」
vol.2「現地の反応が何よりの収穫!たくさんの気付きを得たJapan Expo Paris出展(九州経済連合会 重吉二憲様)」
vol.3「海外出展経験が“おやべメルヘンパーティー”開催のきっかけに(富山県小矢部市観光振興課 船見幸広様)」
vol.4「海外出展で地元の魅力を再発見 現場対応力のアップも大きな武器に(栃木市役所総合政策部 小林博己様)」
vol.5「「阿波踊り」を世界の共通言語に(創作舞踊集団 寶船様)」
vol.6「「多角的なアプローチで 世界に通用する日本の美を追求(KIRIE様)」
vol.7「世界の舞台で 生きざまを伝える書を(福詩家たろう様)」
vol.8「五感を刺激する 新次元の書を目指して(美帆様)」
vol.9「グローバルなステージで伝統の技と心を磨く(「あめ細工 鶴藤」たかこ様)」
vol.10「描くことを通じて伝える「日本の祭り」の魅力(川瀬忠様)」
vol.11「気づけば世界はこんなにも身近に!自己PR、展示にも工夫を凝らしました(おりがみあーと 岡本佑子様)」
vol.12「世界を舞台に自分の表現を追求できる喜びを知る(星野友利様)」
vol.13「インスピレーションを研ぎ澄ませながら自分らしいスタイルで世界へ(宮内紀子様)」

 

≪現在の活動について≫

活動開始3年目で初の海外出展 現地の予想を超えた反響に驚き

自ら描いて楽しむ新感覚アート「黒板こけし」は海外イベントでも注目の的に

2016年から本格的な活動をはじめ、2018年にスイスで行われたJapAniManga Night「彌A-MANE」で初の海外出展を果たしました。現地へ持っていった作品が会期中に完売し、自分でも驚くばかりでしたが、沢山の方に受け入れていただき、大きな喜びを感じるとともに自信にもつながりました。
出展をきっかけに、Instagramのフォロワーや海外からの注文も着実に増えました。また、会期中に声をかけていただき、翌年もスイスのジャパンイベントへ出展が決まるなど充実した成果を得られて非常に嬉しかったです。スイスの人々はエコやリサイクルに対する意識が高いので、EMUというブランドの世界観、素材やアイデアに興味を持ってくださる方が多いと感じました。2019年には大阪、東京で念願の個展を開催。SNSを通じてファンになってくださったという方々が全国各地から足を運んでくださり、大変充実した時間を過ごすことができました。

 

≪アドバイス・今後の目標≫

触れて、遊んで、商品の良さを実感してもらえる場をつくる

どの国でも老若男女問わず多くの人が集い、常に笑顔あふれるEMUの体験コーナー

EMUの場合、「黒板こけし」という商品の性質上、お客様が実際に触って遊べる場を提供するのとしないのでは売れ行きに大きな差が生まれます。誰かが作品に強い興味を示すと、その空気はすぐに周囲へと伝わり、体験コーナーに大きな人だかりができることも少なくありません。「彌A-MA-NE」でも、その場で商品に触れてくださった方の多くが実際に購入を決めてくださいました。
また、海外ならではのPR戦略についてもしっかりと検討する必要があります。英語版のショップカードやプロモーションムービーを活用し、商品の遊び方やこれまでの活動を紹介する方法は非常に有効だと感じました。自作の映像にはあえてナレーションを入れず、どこの国でも使えるようにビジュアルだけで伝えることを意識して制作しました。今後も精力的に活動を続け、いつかは海外でも個展を開きたいと思っています。

 

≪成功のノウハウ≫

【出展前】
●2016年より活動スタート。
●国内の合同展に参加。
●SNSプロモーションにも力を入れ、ファンを増やす。

▼▼▼

【サポート・工夫】
●通訳スタッフの細やかな対応が、英語のコミュニケーションに対する不安解消に繋がった。
●海外向けのSNSプロモーションを工夫。
●英語版のショップカード、プロモーションムービーを作成。

★Point★
通訳スタッフが日本語の細やかなニュアンスまで正確に汲み取り英語で伝えてくれたおかげで、ストレスなく来場者とのコミュニケーションを楽しむことが出来た。
SNS投稿の際には会場名やイベント名を盛り込んだ英語のハッシュタグを付けるなど、海外のフォロワーに対するPRを強化。

▼▼▼

【成果】
●初の海外出展で商品が完売。
●国外での活動を通じて、海外のSNSフォロワー、商品の注文が増加。
●会期中に別のイベンターから声がかかり、翌年のイベントにも出展が決定。

★Point★
ひとつのイベント出展がきっかけとなり、次のイベント出展へと結びついた。

▼▼▼

【その後】
●海外個展の実現を目標に、制作・プロモーション活動を継続。

★Point★
国内での精力的な活動を継続し、たしかな知名度を獲得した上で海外展開に繋げていく構え。

 

EMU様、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
続くvol.15では、組子作家の猪俣一博様に、ひとつの海外出展経験を次に繋げたフランスでのエピソードや、ものづくりからプロモーションまで、常に並々ならぬエネルギーを要する作家活動への志を伺います。

 

◎お話を伺った人:EMU様

【ご出展いただいたイベント】
JapAniManga Night「彌A-MA-NE」(2018)
HYPER JAPAN「雅 MIYABI」(2018)

●EMU ホームページ>>>https://www.emubb.com/
●EMU Instagram>>>https://www.instagram.com/emu_bb/

★「海外展開事例集」シリーズは毎週月曜更新!同記事はジャパンプロモーションのnoteアカウントでも公開しています。

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