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【海外展開事例集 vol.13】インスピレーションを研ぎ澄ませながら自分らしいスタイルで世界へ(宮内紀子様)

2020.6.8
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2018年NY個展の様子(George Billis Gallery)

「海外展開事例集」vol.13公開!

これまでジャパンプロモーション運営のイベントにご出展いただいた方々にインタビューを敢行し、皆様が実際に目の当たりにされた世界各国のリアクションや、その後のご活躍について貴重なお話を伺う「海外展開事例集」シリーズ。

シリーズ13回目となる本項では、画家の宮内紀子様に、海外出展経験を活かし、自分らしく表現し続ける秘訣について伺いました。

 

≪現在の活動について≫

海外個展、アートフェア、博覧会…さまざまなフィールドで表現の幅を広げる

個展会場で実施したアンケートには真摯に作品と向き合った来場者からの熱いコメントが多数

パリ、ロンドン、ニューヨーク、ドバイ、アブダビなどの海外での個展や、有名アートフェアへの出展を多数実現できました。制作に際しては、各国の文化や嗜好性に応じた、新しい表現方法を追求することにも力を入れてきました。その国の象徴的なモチーフを取り入れてみたり、流行の配色で描いてみたり、和風のものと融合させてみたり。こうした現地情報については、ジャパンプロモーションが都度アドバイスしてくれるので、いつも助かっています。やはり世界に出るということは、それぞれの歴史的背景、習慣、宗教、気候や環境など、日本とは全く異なる特性にふれることになりますから、非常に刺激を受けますね。
また、私の絵を気に入ってくださった方や、来場者から寄せられるさまざまなコメントの中には、毎回新たな発見があります。自分のスタイルがどのように受け入れられたのか、その評価を客観的に知ることは、創作活動において大きな励みとなり喜びともなっています。

 

≪アドバイス・今後の目標≫

信じて描きつづけること。新たな挑戦はいつだってこれから

2018年作「鳥瞰」

私が普段から重視しているのはデッサン力です。表面だけを取り繕った作品は、海外であろうと日本であろうと、見る人が見れば分かってしまうものですよね。ですから、基礎の部分を大切にすることが、自分のスタイルの方向性を確かなものにする土台になると考えています。長年、絵画教室の講師を務めさせていただいていますが、“誰かに教えること”を通じても、デッサンの奥深さを改めて感じています。社会人でがんばっておられる生徒さんを見ていると、人はいつまでも成長できるし、自分らしく輝くことができるんだなと。私もかつて子育て中は、家庭との両立が大変な時期もありましたが、時間を工夫して、学校の美術教員やボランティアで教えながら、仲間のグループ展にもこまめに参加するなど、あきらめずに地道に活動を続けてきたことも、今につながったような気がします。自分の芯となるものを大切にしていけば、きっと道は拓ける―― そういう思いで、これからも新しいことに挑戦していきたいですね。

 

≪成功のノウハウ≫

【出展前】
●学校の美術教員、絵画教室の主宰を務めながら家庭も両立。
●こまめにグループ展に参加し、多様なジャンルの作家と交流。

★Point★
年に1回程度の公募展出展や、友人とのグループ展などを経験。

▼▼▼

【サポート・工夫】
●現地の流行や色の好みなどのアドバイスを柔軟に取り入れる。
●作品購入者や来場者のコメントが次の制作にも役立った。
●デッサンを大切に、基礎を怠らない姿勢を貫く。

★Point★
出展する国や地域への文化理解を深めながら作品を制作。
各国での客観的な評価を知ることができた。

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【成果】
●現地の生の声から、自分の制作スタイルを捉え直せた。
●その場で作品が売れたほか、個別に制作オファーあり。

★Point★
世界の多様な価値観にふれて表現の幅が広がった。

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【その後】
●現状に満足することなく新たな作品づくりに挑戦。
●今後も国内外で個展を開催予定。
●画家の傍ら、指導者としても活躍中。

★Point★
グローバルな視野で活動の場を広げながら後進の育成にも貢献。

 

宮内様、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
続くvol.14では、黒板こけし作家のEMU様に、初の海外出展で目の当たりにした現地の反響や、初めての国、会場で来場者の心を掴む秘策について伺います。

 

★「海外展開事例集」シリーズは毎週月曜更新!同記事はジャパンプロモーションのnoteアカウントでも公開しています。

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