初のスイス進出!パビリオン、ステージともに大盛況でした。
5月25日(金)~27日(日)の3日間、スイス・ダボス市で日本ファンのための祭典、「JapAniManga Night 2018」が開催されました。今年はジャパンプロモーションが初参画し、伝統・地域文化パビリオン「彌A-MA-NE」のステージと出展アーティストの方々を多数召喚。イベント名に掲げられたアニメ・マンガにとどまらない“日本カルチャー”の新しい側面を来場者に伝え、大盛況のうちに閉幕を迎えることができました。「JapAniManga Night 2018」のハイライトと実績をレポートでご紹介します。
絵画さながらの美しいロケーションに、アーティスト一同のテンションもぐっと高まる。
「JapAniManga Night 2018」は、年々規模を拡大し、今年は1万人を超える来場者を記録。日本からはジャパンプロモーションを介して、9組のパフォーマーと11組の出展者がダボスへ渡航し、“日本カルチャー”の魅力を発信しました。
パフォーマーや出展者の多くは5月24日(木)以前にダボスに到着。チューリッヒ空港から会場までの移動の間、目に飛び込んでくる絵画の様に美しいスイスの景色に一行は感動ひとしきりだったといいます。開催地のロケーションのよさも、心弾む素晴らしい展開を予感させました。25日(金)の前夜祭ではアニソン歌手の佐々木恵梨、ダンス&ラップデュオのFEMMなどが登場し、26日(土)のメインステージではRAM RIDER、Nard LaveらがDJを行いレイヴ・パーティーを盛り上げました。
「JapAniManga Night 2018」の会場は、「ダボス会議」の開催場所でもあるコングレスセンター(Davos Congress Centre)。
ゲストを迎え挨拶をする主催者のルーカス氏(写真中央)
5月26日(土)には、近隣ホテルでイベント主催者による日本人ゲストの歓迎レセプションパーティーが開かれ、主催者のルーカス氏(写真中央)をはじめ、州知事のキャヴィアツィ氏やダボス観光局長のマルコス氏、在スイス大使館田代広宣書記官、ジャパンクラブチューリッヒ会長の青砥玄氏など、多くのVIPを交えた交流の場が設けられました。18年の歴史を持ち、いまやスイスを代表する日本イベントに成長した「JapAniManga Night 2018」は地域からの支援が厚く、主催者側、ゲスト、来場者の距離が近いことも特徴的です。
日本人ゲストひとりひとりに気さくに声をかける州知事のキャヴィアツィ氏
ダボス観光局長(写真中央)のマルコス氏
在スイス大使館田代広宣書記官(写真中央)
パフォーマーたちと一緒に記念撮影をするキャヴィアツィ氏(写真中央)
「JapAniManga Night 2018」が本格的にスタートした26日(土)は、パフォーマーたちが入場ゲートに集まり来場者をお出迎え。思い思いのコスプレ衣装に身を包んだ10~20代のアニメファンや子供連れの家族など、イベントを楽しみにやって来た幅広い年齢層の来場者が会場に詰めかけました。日本独自の美意識にエンターテイメント性を織り交ぜた華麗なパフォーマンスの数々に観客は大満足。興奮渦巻くステージが、観る者すべてを深く魅了しました。
ブースがひしめき合い、お祭りムード一色の会場内。コスプレ姿の来場者も華やかなムードに花を添える。
自慢の着物を着こなし「JapAniManga Night 2018」に参戦したスイス人カップル。フォトブースで記念撮影。
メインステージで各パフォーマーの紹介映像をバックに行われたオープニングセレモニーの様子。
初めて“緊縛”を見た人がほとんどで、大反響を呼んだ緊縛パフォーマンス。ラストにはスタンディングオベーションが沸き起こった。
小ホールでは揮毫が披露され、目の前で作品が仕上がっていく様子を多くの観客が見守った。
祭囃子にあわせて舞い、観客をのせるパフォーマンスでは、全員が一体となって大興奮。熱気が充満するホールで記念撮影が行われた。
観客席には、制服のコスプレイヤーのほか浴衣姿の来場者の姿も。日本文化への興味と関心の深さが感じられた。
A-MA-NEパビリオンでは日本の伝統技術工芸品や絵画、書作品の出展と販売を行いました。今回が海外初出展という出展者も少なくありませんでしたが、「JapAniManga Night 2018」の客層は一様に反応がよく、すぐに打ち解けられると驚きの手応えを語りました。熱心に質問してくるお客さまに身振り手振りを交えて作品の説明をしたり、作品の並べ方や展示方法を工夫するなど、コミュニケーションを楽しみながら多くの販売につなげました。
ダボス観光局長のマルコス氏(写真中央)は飴細工のブースを訪れ、飴を素早く加工する繊細な手つきを熱心に見つめながら「州のシンボル動物“アイベックス”を飴細工で作って、ダボスに来てくださったVIPに配りたい!」と語り、いたく気に入った様子。
黒板こけし出展者のブース。黒板の加工がされたボディにチョークで文字が描けるアイデアとポップなフォルムが支持され、男女問わず“かわいい”と大人気となり、なんと完売。
書家の実演にも、多数の来場者が釘づけ。名刺サイズの台紙に名前を書いてもらいたいという人たちによる長蛇の列ができた。
ヨーヨー釣りや輪投げで遊べる縁日ブースは、常に人だかりの人気スポット。初めてのヨーヨー釣りを楽しむカップル。
着物や水引、組子など、日本伝統の工芸品を多く取り揃えたA-MA-NE Selectionブースで簪を購入した女性。
金箔の繊細な装飾が施された石鹸を購入した女性。友人と一緒に記念撮影。
欲しかった簪を購入し、嬉しそうな表情の女性。
彼に和紙でできたピアスをプレゼントしてもらった彼女。
和紙による趣きのある装飾が施されたA-MA-NEステージでは、歌や殺陣、緊縛などのパフォーマンスが披露された。
イベント全体として、ステージやブース出展のほか、合気道や座禅のワークショップ、ラジコンレース、カラオケルーム、メイドカフェなどバラエティー豊かな体験型プログラムが多数展開されているのも重要なポイント。またフードコーナーでは、日本のB級グルメ人気を受け、カレーのブースが初登場。さらにカップラーメンの食べ比べができるカップラーメンバーが設置され、グルメも楽しめる趣向が凝らされたラインアップとなりました。
ラジコンコーナーでは自作のラジコン持ち寄りでレースが開催された
僧侶の説話が聞け、座禅体験ができる座禅ワークショップは座る場所がないほどの盛況ぶり。
フードコートにはおにぎり、カレー、カップラーメンから、どらやきなどのスイーツまでが勢ぞろい。
物販ブースも例年通りのにぎわいに。新刊・中古漫画や同人誌、アニメグッズ、コスプレグッズなどを販売するブースが軒を連ねた。
JapAniManga Night 2018について語るルーカス氏(写真左)
今年の「JapAniManga Night 2018」について、主催者のルーカス氏(写真左)は「今年はジャパンプロモーションのパフォーマーや出展者が加わったことで、アートイベントとしてのクオリティーが一気に上がったと思います。アニメ・マンガの枠を超え、新旧の日本文化を体系的に観せられたお陰で、客層の裾野も広がりました」と興奮した様子で語りました。
当社が参加者で行ったアンケートでも、多くの感動のコメントが寄せられました。
「たくさんの才能に触れ、渾身のパフォーマンスから多くのパワーをもらいました!これからも日本の文化普及のために活動を続けて欲しいです」(20代女性)
「本当に、すごく美しい品々です!デザインもいいし、丁寧な作りも最高!」(30代男性)
「日本の伝統文化はとっても面白いです。日本を旅した気分になりました!」(20代女性)
「なんて素晴らしいアイデアなの。たくさんの鮮やかな技術に目を見張ったわ。ショーもゲームも楽しかった!ありがとう!」(20代女性)
今回の「JapAniManga Night 2018」は、ジャパンプロモーション初の参画でしたが、予想を超える大きな反響と販売実績を得ることができました。ヨーロッパで存在感を確実に増している当イベント。今年得たノウハウと次なる企画を携えて、さらなるパビリオンの充実化を図ってまいります。
アート作品(書・日本画・水墨画等)、手工芸品全般、着物や和小物などの服飾およびアクセサリー類の展示・販売のほか、伝統・地域文化に関わるパフォーマンス出演など、各種分野からのご応募をお待ちしております。
お申込み時には作品(商品)審査がありますが、過去の活動実績の多寡にかかわらず、個人様から企業様・自治体様まで、どなたにも出展・出演のチャンスがあります。
メールまたは郵送にて、ぜひ作品(商品)写真をお送りください。作品を拝見し、最適な出展プラン(ブースサイズ・出展料等)をご提案いたします。
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