フランス・パリ   日本文化の美的体験の場を提供するJapan Moment事業

【パリ個展2018レポート】日仏友好160年の祝祭ムードにのせ多彩なジャパン・アートの魅力をアピール!

2019.1.22
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芸術の都パリが再び“ジャポニスム”に湧いた2018年

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シャン・ド・マルス公園から眺めるエッフェル塔

世界一の海外旅行者受入数を誇るフランス・パリには、毎年8,700万人を超える観光客が“文化・芸術”を求めて押し寄せます。ルーヴルのように圧倒的な規模の美術館をはじめ、パリ市内には200以上もの美術館があるといわれ、“芸術の都”として多くの人々を魅了し続けています。
当法人は2013年より日仏交流事業 Japan Moment(ジャパンモーメント)の一環として、日本人アーティストによる個展・グループ展を開催してきました。6年目を迎えた2018年は、パリ、サンジェルマン・デ・プレの「エチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリー」で、5月23日(水)~6月8日(金)の春会期、8月30日(木)~9月6日(木)の夏会期、10月5日(金)~31日(水)の秋会期の3会期に渡り13人のアーティストによる展示を開催。さらに、2017年に引き続き「パリ装飾芸術美術館」でも、11月30日(金)~12月7日(金)の日程で3人のアーティストによる展示を行い、かつてない規模・会期でジャパン・アートを展観した1年となりました。

奇しくも2018年は日仏国交樹立160周年を記念し、「ジャポニスム2018」と題してパリの各地で伝統芸能、演劇、音楽、映画、日本食、武道、美術など幅広いジャンルを網羅したジャパンイベントが開催された年。エチエンヌギャラリーも例に漏れず、秋会期では10月の1ヶ月間に渡りギャラリーをジャパン・アートが独占し、さらにルーヴル美術館の地下で行われた「サロン・アート・ショッピング・パリ(Salon Art Shopping Paris)」とも時期が重なってお祭りムードは最高潮に。「ジャポニスム2018」にふさわしい展示として大好評を博し、パリで改めてジャパン・アートの存在感を広くアピールしました。

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世界中からアートファンが押し寄せるサロン・アート・ショッピング・パリの会場

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「ジャポニスム2018」の一環としてフォンダシオン ルイ・ヴィトンで披露された「春日若宮おん祭り」の行列

エチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリー Galerie Etienne de Causans

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エチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリーの外観

エチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリーのあるサンジェルマン地区は、ドラクロワ、モネ、ルノワールといった数々の芸術家を輩出してきたエコール・デ・ボザールから程近く、ギャラリーが軒を連ねるアートの宝庫とも呼ばれるエリア。いつでも多くの人々で賑わうサンジェルマン教会の広場を抜け、セーヌ通りをしばらく歩くとエチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリーが見えてきます。

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パリで最も古い教会とされ、サンジェルマン地区のランドマークでもあるサンジェルマン・デ・プレ教会

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セーヌ通りの角にある賑やかなカフェ

高級ブティックや芸術家たちが通った老舗カフェの「レ・ドゥ・マゴ」、「カフェ・ド・フロール」が立ち並ぶ煌びやかな大通りから1本小道へ入ったこの辺りには、どこかゆったりとした時間が流れます。

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文化サロンとして多くの作家や画家が集った「カフェ・ド・フロール」

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セーヌ川沿いで古本やポスター、デッサン画を売る古本屋

老舗ならではの知名度の高さと古くからの優良顧客を抱えるエチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリーは、企画展のたびに招待客をはじめとするVIPや新しいアートとの出会いを求めるアートファン、美術学校の学生など大勢の人々が訪れます。

パリ、エチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリー(Galerie Etienne de Causans)
25, rue de Seine, 75006 Paris – France
メトロ4号線「サンジェルマン・デ・プレ駅(Saint-Germain-des-Prés)」から徒歩7分

ハイレベルなジャパン・アートがエチエンヌ・ドゥ・コーザン・ギャラリーに集結

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多くの招待客で込み合うヴェルニサージュの様子

日本文化への関心・素養が高く、浮世絵や舞妓、書道からアニメや現代アートにいたるまで、大抵のジャパン・アートには慣れ親しんでいるパリの人々ですが、今回展示を行った13人の作家は書、水墨画、油彩画、ボールペン画、アクリル画、クレイアート、創作人形、写真、シャドーボックスなどバラエティーに富んだ圧巻のラインナップで大きなインパクトを与えました。ジャパン・アートの魅力を多面的に伝えるに余りある規模と質の高さ、個性を兼ね備えた展示は、数々の展示を見てきたオーナーのエチエンヌ氏にも響き「ジャパン・アートのレベルが年々上がっていて素晴らしいです。選りすぐりの作家が当ギャラリーで個展を開いてくれて嬉しい」と絶賛しました。

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ギャラリーオーナーのエチエンヌ氏(右)

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木寺駐フランス日本国大使夫妻が来場

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美術評論家のエリック・モンサンジョン氏

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美術評論家のオディール・ルフラン氏

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エッセイストのフランソワーズ・モレシャン氏と映画・音楽評論家の永瀧達治氏が来場

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「細くてシンプルな筆使いで、作品一品一品に気持ちが込められていると感じました」

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「東洋的な官能を感じる作品で、非常に興味を魅かれました」

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「作品を通してパリを違う角度から見ることができて、とても面白かったです」

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「緻密に描かれた作品ばかりで感動しました」

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「どれも素晴らしかったです! 細部まで丁寧に作られていて、感銘を受けました」

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「作品に奥深さと生命力を与える多彩な色使いが気に入りました」

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「心に響きました。色と作品に託された物語性がとても好きです」

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「色がとても調和していてよかったです」

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「シンプルでありながら見る者を落ち着かせる効果があると思いました」

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「現代的な作品で素晴らしかったです!」

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会場におかれたスケッチブックもくまなく鑑賞する来場者たち

パリ装飾芸術美術館 Le musée des Arts Décoratifs

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パリ装飾芸術美術館の外観。本館のファッションやインテリアの常設展も人気

一方、パリ装飾芸術美術館では11月30日(金)~12月7日(金)の日程で3人のアーティストによる展示が行われました。会場となったルーヴル美術館に隣接する「パリ装飾芸術美術館」は、ナポレオン3世の時代に建てられた歴史的価値を有する重厚な石造りの建物で、立地も含め、パリで最高の格式を持つ美術館といっても過言ではないでしょう。吹き抜けの高い天井とモザイクタイルで彩られた床、装飾的なデザインが施された階段の欄干など、いたるところに豪華絢爛な設えがされた素晴らしい会場です。

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ルーヴル美術館の外観

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風格のあるルーヴル美術館の入場門

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アール・デコ様式の装飾が施された館内

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どこを切り取っても画になる、パリ装飾芸術美術館の設え

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ライトアップされたルーヴル美術館前のリヴォリ通りの様子

ルーヴル宮殿 パリ装飾芸術美術館(Le musée des Arts Décoratifs Le hall des Maréchaux)
103, rue de Rivoli, 75001 Paris
メトロ1、7号線「パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Palais Royal Musée du Louvre)」から徒歩4分

豪華絢爛なパリ装飾芸術美術館個展も会期を拡充

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個展会場となったLe hall des Maréchauxの入り口

パリ装飾芸術美術館の個展では、広い会場にふさわしい大型作品の展示や、作家のプロフィールを詳細にわたって紹介するなど工夫を凝らし、来場者とアーティストともに非常に満足度の高い展示を行うことができました。ヴェルニサージュには雑誌の編集長や評論家などのVIPが名を連ね、満員御礼に。来場者たちはこの上なく贅沢な空間でジャパン・アートの鑑賞を楽しみました。

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展示室へとつながる大階段。両サイドに大作、正面に大判のバナー広告が掲示された

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ヴェルニサージュの時は、広い会場内が多くの招待客で埋め尽くされた

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シャンパンや日本酒でおもてなし

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「きめ細やかなディテールに富んだ華麗な作品ばかりでとても気に入りました」

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「心が鎮まる配色、温かみのある富士山の光景が印象的でした。日本画家の作品には珍しいと思いました」

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「繊細なタッチの花束からは香りが漂ってきそうです。色彩の調和も素晴らしい!」

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作品のテーマとなった香道が体験できるブースを設置したところ大好評に

160年に渡る日仏のアートの縁をより発展させるために

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抹茶とお菓子のおもてなしを行った会期もあった

160年前より始まった日仏の交流は、貿易に限らず、文化・芸術の面でもお互いの存在なしには語れないほど多大な影響を与え合ってきました。かつて浮世絵を含めた日本文化が「ジャポニスム」と呼ばれ大ブームとなった時代から、今も変わらずフランスの人々はジャパン・アートと日本の美意識を、親しみと憧憬の念とともに支持し続けています。この気風に加え、パリの人々に根付く芸術に対する確かな審美眼と、アートを購入・所有することが珍しくない文化がある点もパリで個展を開く大きな利点といえるでしょう。実際、今回の個展では作品の販売があり、数点が人手に渡りました。展示を主とした個展において作品の販売があることは珍しく、購入者は美術収集家に限らず、ふらりとギャラリーに立ち寄り作品に一目惚れしたというケースもありました。

当法人では、長きに渡って育まれてきた日仏の縁がさらに深く豊かなものとなるよう、日本文化の発信と優れたジャパン・アーティストのプロモーションに力を注いでまいります。

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アンケートに答えるマダム

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水墨画のワークショップに参加した来場者。作品とともに記念撮影

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人形作品をじっくりと鑑賞するマダム

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購入した作品を引き取りに来た男性。ギャラリーの前で記念撮影

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パリ装飾芸術美術館で行った作家による生け花の展示は、日本の美意識を伝える展示として好評を博した

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パリ装飾芸術美術館の会期にはパリ市内にクリスマスマーケットがたち、いっそう華やかな雰囲気となった

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