設立趣意

日本文化、関連産業の発展と文化創造基盤の向上を目指して

2015年現在、かつて経済先進国として世界の中で大きな存在感を持っていた日本は、いくつもの課題を抱えています。
人口の減少や高齢化、地方の過疎などをはじめとしたこれらの課題は、近い将来における日本社会・日本経済の縮小要因と考えられています。技術の流出やイノベーションの遅れ、そして現在の国としてのシステムの持続や近隣諸国との関係性の変化も、相乗的な不安材料とされています。

こうした急務に際し、日本政府はいくつかの産業を「重点産業」と定め、法整備や公的資源の配分を含むさまざまな施策により、日本が再び経済発展を果たす要因となる成長産業を創出しようと取り組んでいます。
なかでも、「文化産業(クリエイティブ産業)」は有力視される分野の一つです。美術や伝統文化から、日本食、ファッション、アニメまで、幅広い分野の日本文化と関連産業を、世界において促進するクールジャパン戦略は、2011年より本格的に実施され、着実に成果を上げています。
日本人の育んできたものづくりやライフスタイル、またその背景にある価値観や美意識は、世界において高い独自性を持ち、その影響力は強力な日本の成長要因といえるでしょう。クールジャパン戦略には、日本の今後の発展を担う大きな可能性が見出されています。

一般社団法人 ジャパンプロモーションは、より優れた付加価値の高い文化が創造される基盤整備と、そうして生み出された創作物や商品、作り手への需要の好循環を創出することを目的として設立されました。美術、伝統工芸、地域産品、伝統芸能を主要分野とし、各種コンサルティングやプロデュースをはじめとした支援を行ってまいります。